2008年に、Dr Naganoの優等学位(honours)にて行われた歩行分析の研究が、ISEALインソール開発のために最初に行われた研究です。Dr NaganoがISEALインソールへ込めた思いを紹介いたします。

ISEALインソールに込められたミッション

開発者(Dr Nagano)について

Dr Nagano(長野放)は、北九州で生まれ、横浜で育つ。

アメリカ留学を経て、2005年に「運動・健康科学」を修学するためにオーストラリアのVictoria大学に入学する。

バイオメカニクスにおいて優秀な成績を収め、世界的な歩行バイオメカニクスの権威であるRezaul Begg教授によって、優等学位(honours)研究をするよう推薦される。

実祖父が転倒して怪我をしたのをきっかけに、「転倒予防」についてバイオメカニクスの見地から歩行分析を行う。
研究論文が、その年のhonoursの中で最高成績(First-class honours)を得たことにより、“Award for Outstanding Research Achievement”を受賞する。
このhonoursの研究から、ISEALインソールの理論上の構造が作り上げられた。

その後、”International Postgraduate Research Scholarship”(国際博士研究奨学金) を得て、インソールの開発と効果検証を行った。

数年間の研究の結果、インソールによって特別な足首の動きをサポートすることで、歩行機能を改善し怪我のリスクを下げる効果が確認された。

このインソールは、Institute of Sport, Exercise and Active Living(ISEAL研究所)の名前を取り、ISEALインソールと命名される。

ISEALインソールの開発によって、Dr Naganoは、2017年にロンドンで“Most Innovative New Care Product in the World”を受賞した。

ISEAL インソール開発までの道のり

2008
バイオメカニクスのhonours研究を修了し、ISEALインソールの理論ができあがった。
First-class honoursを獲得し、Award for Outstanding Research Achievementを受賞。
2009
博士研究によりISEAL技術の効果検証
ISEALテクノロジーが、歩行機能を改善することを検証。
2014
オーストラリアでの仮特許申請 “Injury Reduction Insole”
2015
試作品の製作開始
計10回以上の修正
2016
国際特許申請 “Injury Reduction Insole”
WO2016/015091 A1
展示会
臨床試験
39人の健康なシニア層と30人の入院患者に対して、6ヵ月間使用した際の転倒リスク減少を確認。
Victoria大学と筑波大学の共同研究として行う。
2017
株式会社Global Bridge Melbourneを設立
Global Awardsとして、Most Innovative New Care Product in the Worldを受賞
2018
クルーズの船内でISEALインソールの販売開始
ISEAL上履き販売開始
ISEALインソール、オンライン販売開始
GLOBAL AWARDSとして、MOST INNOVATIVE NEW CARE PRODUCT IN THE WORLDを2年連続受賞(アワード史初!)

ISEAL研究所について

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ISEAL研究所は“Institute of Sport, Exercise and Active Living”というオーストラリアのVictoria大学にある「運動・健康科学」に特化した研究施設です。
スポーツでは、レアル・マドリードやFIFAとの共同研究を行っています。
健康科学においては、様々なリハビリテーションプログラムの開発や、予防医療などを促進する研究に取り組んでいます。

ISEALインソールの超高齢社会への取り組み

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