ISEALインソールは、歩行機能を向上させ怪我のリスクを下げることが科学的に証明されています。歩行バイオメカニクスの観点からの詳細な説明は、ココからご覧ください。
ISEALインソールの効果

つまずきのリスクを軽減
歩行時の一番の転倒の原因であるつまずきのリスクを軽減。
歩行時に、足が地面に着いていない時間を遊脚期と言います。遊脚期の中ほどで、足のつまさきが地面に最も近づく地点を、ミニマム・フット・クリアランス(MFC)と呼びます。MFCでつまずくと、バランスを回復するのが難しいため、転倒に繋がりやすいことが分かっています。ISEALインソールは、MFCでのつまさきの高さを上げる「背屈」と呼ばれる足首の動きをサポートしています。MFCの研究は、ビクトリア大学のBegg教授が先駆者の1人であり、ISEALテクノロジーの共同開発者として、Dr Naganoとともに研究を手掛けてきました。3D動作解析システムを用いて、1秒間に100回、ミクロの単位でつまさきの高さを計測することで、つまずきリスクの軽減がバイオメカニクスの観点から証明されました。転倒の一番の原因であるつまずきのリスクを減らすことで、より安全で快適な歩行が楽しめます。
歩行時の膝への負担を軽減
O脚型の変形性膝関節炎を進行させる膝のアダクションモーメントを軽減。
日本人で変形性膝関節炎を患わっている人の多くがO脚型で、膝の内側が痛みやすくなります。この原因となる脛骨の回転力(正確にはモーメント)を、「アダクションモーメント」と言います。ISEALテクノロジーは、アダクションモーメントを20%以上軽減することが証明されました。その理由としては、脛骨のアライメントが過度に外転しないように足首を補正し、足にかかる圧力が踵着地時に外側へ向かわないようにコントロールすることが挙げられます。これは、ラテラルウェッジと呼ばれる技術をさらに改善したものになります。さらには、歩行・走行時に足が地面に着地した際に生じる衝撃を効果的に吸収する素材を踵の内側に使用し、エネルギー効率を高めることで、膝関節への影響を抑えます。必然的に、O脚矯正・予防にも役立つインソールです。


疲れにくい
歩行時のエネルギー効率を高める。
ISEALテクノロジーは、かかと着地時の衝撃を、(膝や足首の負担にするのではなく)前へ向かうエネルギーに再利用するための設計がされています。具体的には、足が地面に着地した際に生じるエネルギーをまずは吸収し、残ったエネルギーを可能な限り足の蹴り出しに使うために、2種類の材質をインソールの裏側に活用しています。また、ベタ足を避け、足が着地した際にエネルギーを最も吸収しやすい足首の動きをサポートする形状になっています。いったん吸収したエネルギーを効果的に活用するために、突起によって理想的な足の圧力の流れを導いています。この余剰エネルギーをきちんと処理しないと、足首・膝を痛めたり、足裏の変形に繋がったりします。ISEALテクノロジーは、何万歩分の足の圧力のデータを基に設計された信頼できる最先端技術です。
捻挫・足のトラブルの予防
歩行時の足圧をコントロールして、捻挫を予防する。
足首の捻挫は、足が着地した際にかかる圧力が、外側に高速で移動した時に起こりやすくなります。捻挫は、靭帯の損傷だけでなく、そのまま転倒に繋がる危険性もあります。これを予防するために、ISEALテクノロジーは、足が着地した際に圧力が過度に外側へ移動しにくい構造になっています。さらに、足の圧力の分布と動きが正しくないと、様々な足の変形が長期的に起こるリスクが高まります。歩き方は癖になりがちなので、足の圧力を正しくコントロールすることは重要です。ISEALテクノロジーは、(立位時ではなく)歩行時や走行時の圧力の動きをベースに設計されています。これによって、外反母趾や拇趾球の皮膚の変形などを予防する効果も期待されます。正しい歩き方を続けることで、足のトラブルを可能な限り予防しましょう。


バランスの向上
体の重心を安定させることで、バランスが向上。
良いバランスとは、体の重心が両足の間にしっかりと位置している状態を指します。そのためには、重心の動きに予期せぬブレが生じることを避ける必要があります。そのために、3D動作解析システムを利用して重心の動きを計測することで、どのような足首の使い方がバランスの向上に役立つかを何年もかけて調査しました。その結果、足にかかる圧力を理想的な動きにコントロールすることで、体の重心も安定することが分かりました。バランスが向上すれば、転びそうになっても踏みとどまることのできる可能性が高くなります。また、運動時においても、無駄な重心の動きを無くすことで、安定性が高まります。0.01秒刻みで重心と両足の関係を3次元で測定し、バランスの向上をバイオメカニクスの観点から証明したインソールは、ISEALテクノロジーが世界初となります。
ご使用方法
- 靴にインソールが入っている場合は取り出して交換してください。
- インソールを入れることで足が窮屈になるような靴には使用しないでください。
- 大きさの調整が必要な場合は、先端部分(つま先側)をカットしてください。インソールの踵部分、及び左右をカットしないでください。
- ある期間使用して、素材にへたりが生じたら新しいインソールに交換してください。使用頻度にもよりますが、目安は6カ月です。
- 使用中に万一違和感を感じた場合は即座に使用を中止して、専門医の診察を受けてください。弊社は、使用による怪我や事故に対して、一切の責任を負いかねます。