Victoria UniversityISEALインソールは、オーストラリアVictoria大学のInstitute of Sport, Exercise and Active Living (ISEAL研究所)で研究されたバイオメカニクスの技術に基づいて作られています。

バイオメカニクスのエビデンス

Dr Naganoが博士課程でこの研究を行なった。
歩行動作解析により、ISEALインソールには、以下の機能があることが分かった。

  • 転倒予防
  • 足首の捻挫予防
  • バランスの向上
  • 膝のアダクションモーメントの削減
  • エネルギー効率の上昇

インソールの試作品は、10回以上の細かい改良を重ね、最終的な形に仕上がった。

長期使用による転倒リスク軽減の調査

シニア層への転倒予防効果を測定するために、計39人に対して半年間の使用を行った結果、転倒者は1人も出なかった。
勿論、転倒リスクが0になったということではないが、4~ 6人の転倒が予想されていたため、この結果から、効果が期待できる。

また、認知症・統合失調症・自閉症などを患っているシニアの入院患者たちにおいても、転倒による怪我は大きな問題であるため、病院の入院患者たちを対象に同様に転倒リスクを測定した。

使用群の方が、非使用群と比べて転倒による怪我は少なかった。(1人vs3人)

使用後のモニタリングについては続けていく必要はあるが、一定の成果が確認された。